よだかの星

にっき!

パパは悪者チャンピオン

だいぶ前にテレビでやってて録画したものを視聴。

題名に惹かれて録画してみたものの普段邦画は観ないので期待度は低め。

平日忙しかったりしてやっとこさ今日視聴。

 

序盤から「んん!?」となりました。

面白い予感のする始まり方でした。

どんなところがって聞かれると説明は難しいのですが、引き込まれる画面の作り方でした。

どんな映画でも一通りは観るのですが、最初は家事などをしながらながら見して途中で家事を放り出すようなことがあれば後から改めて最初から集中してみるというのが僕の普段の映画の見方なのです。家事に負けてしまうような面白さならその程度、見るだけ時間の無駄かなと思うので。途中からでも引き込む力があるのならそれは僕にとって価値のある映画です。今までだとアンストッパブルなんかが途中から家事が手につかなくなった映画です。

 

最初からついテレビの前に座ってしまう映画は珍しく、非常に驚きました。

 

ストーリーはシンプルながら登場人物に非常に感情移入しやすかったです。

お父さんがヒールレスラーなんて小学生の息子くんには言えないよね...。ましてあんなにブーイングされた後ではなおさら...。

 

お友達の女の子のお父さんのプロレス解説で主人公の少年のお父さんが非常に扱き下ろされるのを見て、ほんとに誰のことも悪く言うもんじゃないなって思いました。

 

アイナナで三月君が服屋さんでファンの子にボロクソ言われてたのを思い出して泣けました。あんな風に言われたら誰だってそれ、僕のお父さんだって言い出せないよ。

 

途中少年のお父さんが試合のけがで病院に搬送されたシーンでお母さんと息子が病室の外で抱き合ってる姿がとても美しかった。

画面画面をこだわって作ったんだなって感じました。

めちゃくちゃ面白かったです。